UKコメディドラマ研究所

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UKコメディドラマ『思春期まっただ中/The Inbetweeners』まとめ

【作品名】思春期まっただ中(原題:The Inbetweeners)

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©️E4

作品概要

学内カーストにおいて上位でも下位でもない、中途半端な立ち位置にいる男子高校生4人--変人のウィル、おバカなサイモン、下ネタ大好きジェイ、天然のニールの日常を描いたドラマ。彼らが考えることの9割が女子とヤることだけ。なにかにかこつけてそのチャンスを掴もうとするけれど、毎回珍妙な展開へと発展します。よく考えたらあとでバレるであろう嘘をついたり、目先の欲望に駆られて無茶なプランを立てたり、絶対にやらない方がいいであろうことを必ずやってくれるので、どのエピソードも視聴者の期待を裏切りません。カースト上位で彼女持ちの学園生活より、冴えない存在の仲間同士で集まり、童貞を捨てるためにあの手この手を考える日々の方が楽しそうだなあと思っちゃうドラマです。日本ではNetflixで配信されていましたが再配信は未定。

あらすじ

危うく、惨めなのが思春期。意を決して何かに挑戦したり、それが大惨事を引き起こしたり…。イギリスの高校生活をリアルに描く、4人の笑える青春日記。

Netflixより引用

作品のテイスト

問答無用で、下ネタ指数最高値の作品です。とにかくジェイの下ネタがえげつない!童貞をこじらせすぎて、性にまつわる間違った知識を披露しまくってます。でも他のメンバーもひどい。ウィルやニールは糞尿を漏らすし、サイモンはゴールデンボールがはみでます。そんなおバカな青春物語です。私は大爆笑しました。

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登場人物

ウィル・マッケンジー
(サイモン・バード/Simon Bird)
主人公。両親の離婚に伴い、私立学校から公立学校Rudge Park Comprehensiveに転校した。私立学校時代の学生服をそのまま利用しており、ブレザー+ブリーフケース姿で学園生活を過ごす。故に、全生徒から「ブリーフケース野郎」と呼ばれている。賢く論理的な考えの持ち主だが、反感を買うような言動で自滅することが多い。モテない。

サイモン・クーパー
(ジョー・トーマス/Joe Thomas)
転校生ウィルのお世話係を命じられ、最初はウィルのことを嫌がるが、次第に親友になっていく。家族や仲間からいじられるとヒステリックになる。幼なじみのカーリのことが大好きで、彼女のことになると周りが見えなくなる。全裸ハプニングが多い。ロマンチスト。

ジェイ・カーライト
(ジェイムス・バックリー/James Buckley)
四六時中、セックスのことばかり考えている下品な男子。性的経験が乏しいにも関わらず、経験豊富であると偽り、他の仲間にトンチンカンなアドバイスを行う。発言の9割が嘘で、ウィルとサイモンはそのことに気付いている。ビッグマウスだが実は小心者。ストーカー気質。

ニール・サザーランド
(ブレイク・ハリソン/Blake Harrison)
穏やかでだまされやすい天然キャラ。ジェイの嘘を100%信じている。皮肉を理解できず、真剣に答えることも多い。他の3人ほど女子に執着していないからか、最終的にラッキーハプニングを体験すること多し。ポシティブな性格で、独特のダンススタイルを確立している。バイト先でしょっちゅう服を盗まれている。

カーリ・ダマント
(エミリー・ヘッド/Emily Head)
サイモンの幼なじみ。スクールカースト上位におり、学校行事を取り仕切ることもある。年上の恋人がいる。サイモンからの好意に気付いており、それをよく利用する。

シャーロット・ヒンチクリフ
(エミリー・アタック/Emily Atack)
ウィルたちより一学年上の、学内人気NO.1の女子。経験人数が多く、マーク・ドノヴァンと交際していた。自身が人気であることを自覚している。気さくで親切な性格で、ウィルにも優しく接する。

マーク・ドノヴァン
(ヘンリー・ロード-ヒューズ/Henry Lloyd-Hughes)
ウィルを目の敵にしているいじめっ子。シャーロットと付き合っていた。ドラッグもやる不良生徒。

ビッグ・ジョン
(ジョン・シーワード/John Seaward)
ウィルと同時期に転校してきた男子生徒。スクールカースト最下位にいる変人。

ギルバート先生
(グレッグ・デイヴィス/Greg Davies)

学年主任。生徒たちのことを嫌っており、また生徒たちからは恐れられている。ウィルは彼に気に入られたいと思っているが、拒絶反応を示されている。しかし、責任感のある生徒だということは認めているらしく、たびたびウィルに面倒な仕事を任せている。

ポリー・マッケンジー
(ベリンダ・スチュワート-ウィルソン/Belinda Stewart-Wilson)
ウィルの母。美人。

パメラ・クーパー
(ロビン・ウィーヴァー/Robin Weaver)
サイモンの母。

アラン・クーパー
(マーティン・トレナマン/Martin Trenaman)
サイモンの父。度々、妻パメラとラブラブエピソードをサイモンに話し、嫌がられている。

テリー・カートライト
(デヴィッド・シャール/David Schaal)
ジェイの父。ジェイのことを童貞でモテない男子だと見下しており、仲間の前で侮辱することが多い。ジェイを凌ぐ下品な男。

ケヴィン・サザーランド
(アレックス・マックイーン/Alex Macqueen)
ニールの父で、シングルファーザー。周囲の人たちに同性愛者だと思われている。

撮影地

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britmovietoursが企画している『The Inbetweeners Tour of Locations』によると、ライスリップ、アクスブリッジ、ワトフォード、ピナーなど主にロンドン北西部で撮影された。住宅地のシーンは主にアボッツ・ラングリー。学校でのシーンはロンドンのRuislip High Schoolで撮影されている。『Will's Dilemma』に登場する登場するWaterside Shopping Centerは、アクスブリッジにあるThe Chimesである。ニールのアルバイト先は絶叫マシンが多いところで知られる遊園地「ソープ・パーク」、彼らが校外学習で出かけた先はドーセット南部にある海岸沿いの町「スワネージ」だった。スワネージの港のシーンは、実はすべてリトルハンプトンで撮影されている。

 オープニングテーマ

モーニング・ランナー(Morning Runner) - “Gone Up in Flames(instrumental)”


The Inbetweeners Opening Titles

 作品にまつわるエピソードあれこれ

  • 『The Inbetweeners』はE4で初めて作られたシットコムドラマである。 

     

  •  パイロット版は『Baggy Trousers』は80年代を舞台にしたもので、2006年にジェームズ・ボビン監督によって制作された。現在、Channel4やWattsにより削除されており観ることはできない。メインキャラはウィリアム(マット・グリーン)、ニール(ジェームズ・バックリー)、シモン、リー(ダーシー・トーマス)、カーリ(ローラ・エイクマン)の5人。ニールの父ケビン役を演じたアレックス・マッキーンが正体不明の役で登場している。『ずる休み』にて、ウィルがお酒を買うためにスーツを着ている様子はパイロット版にも似た描写があり、サイモンがカーリの家に「カーリ・ダマント愛してる」とスプレーで落書きするシーン、初代カーリ役のローラがウィルたちに「こっち見んな」と一蹴するシーンはパイロット板の映像を再利用しているのではないかと言われている。

  • もともとニール役としてキャスティングされていたジェームズ・バックリーだが、素の彼のキャラクターが番組クリエイターたちに刺激を与え、ジェームズのようなキャラクター=ジェイが誕生した。

  • 初回放送時から高視聴率を記録し、2010年9月13日午後10時から放送されたシーズン3エピソード1は、その時間帯において最高記録となった。(2011年に『Glee』がその記録を更新) 

  • TV評論家から好意的な評価を得ている。『Metacritic』においてシーズン1のレビューは100点満点中73点。『The Independent』のライター、ジョー・マクナリーは「絶妙で的確な対話で、思春期の感覚を完全に表現している」と賞賛し、『The Guardian』のウィル・ディーンは、「哀れな上級学年男子の経験を、とても見事に捉えている」とコメントしていた。

     

  • 同チャンネルで放送されたティーンドラマ『Skins』とよく比較されている。コメンテーターたちは、「『The Inbetweeners』が描いている郊外の退屈な学生生活は、私たちが過ごしたかった『Skins』のような退廃的な日々よりも、ほとんどの人たちが過ごした10年間に近いものだ」と述べている。

     

  • ミュージック スーパーバイザーでXfmのDJでもあるマーシャ・シャンダー(Marsha Shandur)が劇中の楽曲をセレクトした。放送当時の流行りがわかるセレクトとなっている。2009年にはサントラも発売。楽曲リストはE4のウェブサイトで見ることができる。

     

  • 全3シーズンにおいて、主役4人の誰かが登場しないシーンはたった2つしかない。シーズン1の『クリスマスパーティー』(原題:Xmas Party)でギルバートが独り言を言うシーンと、シーズン2の『職業体験』(原題:Work Experience)でウィルの母ポリーとニールの父ケヴィンがギルバートに対し、子どもの職業体験先について文句を言うシーンだ。

     

  • シーズン1『ドライブ』(原題:Thorpe Park)で、ウィルがジェットコースター最前列にいた子どもたちに怒鳴り散らし、後からダウン症児だったことに気づいて気まずくなるシーン、シーズン1『ガールフレンド』(原題:Will Gets a Girlfriend)でウィルがシャーロットと交際中だと仲間に告げるものの彼女が学校のブラインドデート企画で「シングルで楽しむために参加した」と言うシーン、シーズン1『淡い期待』(原題:Caravan Club)で、ヤル気満々の女子に焦ったウィルが靴下で床を滑って遊ぼうとおかしな提案をするシーンなど、多くの物語が原作・脚本を務めたモリスの実体験が元になっている。

     

  • 同じく原作・脚本を務めたビーズリーの実体験も盛り込まれている。シーズン1『ドライブ』(原題:Thorpe Park)にてサイモンが両親から悪趣味な黄色い車を贈られるシーン、シーズン2『校外学習』(原題:The Field Trip)でサイモンがダンスフロアで友人がいるすぐそばで女子に襲われるシーン、そしてシーズン1『ガールフレンド』(原題:Will Gets a Girlfriend)でジェイが友人の車の上で飛び跳ねて「Friends!Friends!」と叫ぶシーンがそうである。

     

  • 初回エピソード『始まりの日』(原題:First Day)で、通りすがりのあらゆる女子がウィルに暴言を吐くが、それらはアドリブである。

     

  • 初回エピソード『始まりの日』(原題:First Day)で、ジェイがオーストラリア人ブレット・クレメントの運転免許証を使ってビールを注文するシーンは、ドラマ『フライト・オブ・ザ・コンコルズ』のオマージュ。主演ブレット・マッケンジーとジャメイン・クレメントはニュージーランド人だが、ドラマ内で何度もオーストラリア人と間違えられる。ちなみに、あの運転免許証はタイで作られた本物の偽IDらしい。

     

  • シーズン2『夜遊びはロンドンで』(原題:A Night Out in London)にて、ジェイに車中から「Bus wankers!」と叫ばれたバス待ちの人々は一般人。

     

  • シーズン3『ファッションショー』(原題:The Fashion Show)でサイモンがタマぽろりするシーンは観客には事前に伝えられていなかった。つまり、彼らのリアクションは素である。

     

  • 乗車シーンでは実際の車道を使ったため、撮影に1日がかりの時もあった。

     

  • マンマ・ミーア!』などで知られるドミニク・クーパー、『ドクター・フー』の11代目ドクターとして有名なマット・スミスもウィル役のオーディションに臨んだ。スミスは最終選考2名にまで選ばれたが、ヒーローっぽくてかっこ良すぎることからサイモン・バードに敗れた。

     
     
     
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  • ギルバート役グレッグ・デイヴィスはスタンダップコメディアン/俳優になる前の13年間、教師だった。ドラマのキャラクターでは生徒を毛嫌いしていたデイヴィスだが、現実世界では逆だった様子。一部の生徒が「年間最優秀教師賞」候補者に推した際、4ページにわたる推薦文に「デイヴィス先生は笑わせるのが上手で、僕たちに勉強をさせてくれません」と一言だけ書いたらしい。

     

  • サイモン役ジョー・トーマスは、90年代の子どもたちが憧れていたロボット戦闘コンテスト番組『Robot Wars』のシーズン1でグランドファイナリストとなった「T.R.A.C.I.E」を生み出したスクールチームに属していた。

     

  • バードとトーマスはケンブリッジ大学のコメディスケッチグループ「Footlights」でも一緒だった。

     

  • 一方、ジェイ役ジェイムス・バックリーとニール役ブレイク・ハリソンとは『The Inbetweeners』よりも前に同じテレビドラマ『The Bill』に出ていたことがある。共演はしていない。 

     

  • トーマスはドラマ内でカップルとなったタラ役ハンナ・トイントンと実生活でも交際し、現在婚約中。ロンドンで同棲生活を送っている。

     
     
     
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  • 作品関連書籍として、2011年に『The Inbetweeners Yearbook』、2012年に『The Inbetweeners Scriptbook』が刊行されている。

     

  • 2012年、米国版『The Inbetweeners』がMTVで放送されたが、低評価につきシーズン1で打ち切られた。

     

  • 映画が2本制作された。2011年8月に公開された『The Inbetweeners Movie』は、Aレベル試験を終えた4人が卒業旅行としてギリシャクレタ島・マリアへ行くストーリー。本国で大ヒットを記録し、翌年アメリカでも公開されて成功を収めた。なぜかドイツでのみ『Sex on the Beach』という題名で公開されている。

  • 映画1作目で初登場したウィルの父親役アンソニー・ヘッドは、実はカーリ役エミリー・ヘッドの実父である。

     

  • 映画1作目でテリーがケヴィンに対し、「こいつは誰だ?牧師か?」と言うシーンは、ケヴィン役アレックス・マックイーンが『The IT Crowd』で牧師役を演じたことを参考に生み出されたセリフ。

     

  • 映画撮影中、主役4人は1度だけ「GET OUT」が許可された。なにか気持ち悪かったり恥ずかしかったり、気乗りしない撮影をパスできる権利だ。

     

  • 2014年8月に公開された2作目『The Inbetweeners2』は、高校卒業後それぞれの道を歩んでいた4人が再集結する話。ジェイがシドニーで人気DJになったと嘘をついたことで、舞台はオーストラリアとなっている。しかし、クラブシーンはオーストラリアではなく、ロンドンのエレファント&キャッスルにある「ミニストリー・オブ・サウンド」で行われている。

  • スター・ウォーズ』レイ役デイジー・リドリーは映画2作目に出演予定だった。撮影したシーンに変更が生じたが再撮影が間に合わなかったので、出演シーンが丸ごとカットになってしまったのである。

  • トーマスはセットで読書をするのが好きだが、バックリーがその趣味をことごとく台無しにしている。映画1作目の撮影中には、本の最後のページを外科用メスで切り取って脚本家に食べさせ、2作目の撮影中には、最終章の全ての文の4・5語目を塗り潰したとか。

  • バックリーは映画2作目の撮影中、心臓発作を確信。しかし、ポテトチップスとビールを暴飲暴食して消化不良を起こしただけだった。

  • 2019年元旦、Channel4でジミー・カーが司会を務め、10周年特番『Fwends Reunited』が放送された。4人の主演俳優とサポートキャストが出演。内容は、クイズコーナー、番組の歴史を紹介するコーナー、ベストキャラやベストモーメントなどの賞を紹介するものだった。しかし、特別エピソードが放送されると期待した人が多かったため、批評家・ファン双方からブーイングの嵐に。ジミー・カーの司会、主演4人の興味なさげな振る舞い、主演4人のトークの少なさも批判の対象に。ジェイ役のジェームズ・バックレーはTwitterを通じ「がっかりさせて申し訳なかった」と謝罪している。一方、ニール役のブレイク・ハリソンは「さて、2019年は良いスタートを切ったね」とニールっぽいツイートをしていた。

エピソード名

シーズン1
1. 始まりの日(原題:First Day)
2. ずる休み(原題:Bunk Off)
3. ドライブ(原題:Thorpe Park)
4. ガールフレンド(原題:Will Gets a Girlfriend)
5. 淡い期待(原題:Caravan Club)
6. クリスマスパーティー(原題:Xmas Party)

シーズン2
1. 校外学習(原題:The Field Trip)
2. 職場体験(原題:Work Experience)
3. ハッピーバースデー、ウィル(原題:Will’s Birthday)
4. 夜遊びはロンドンで(原題:A Night Out in London)
5. ボランティアと下心(原題:The Duke of Edinburgh Awards)
6. 期末試験(原題:Exam Time or End of Term??)

シーズン3
1. ファッションショー(原題:The Fashion Show)
2. ライブハウスと初彼女(原題:The Gig and the Girlfriend)
3. ウィルの苦悩(原題:Will’s Delemma)
4. 天国と地獄(原題:The Trip to Warwick or Trip to Warwick??)
5. 留守番(原題:Home Alone)
6. キャンプへ(原題:The Camping Trip or Camping??)

映画
1. 原題:The Inbetweeners Movie
2. 原題:The Inbetweeners 2

 


www.youtube.com



作品情報

【放映年度(本国)】2008年5月1日 – 2010年10月18日
【シーズン数/エピソード数】3シーズン/18話
【各エピソード時間】25分
【放送局】E4
【日本で観る方法】現状、なし
【製作】

原作:デーモン・ビーズリー(Damon Beesley)、イアイン・モリス(Iain Morris)
脚本:デーモン・ビーズリー、イアイン・モリス
監督:ゴードン・アンダーソン(Gordon Anderson)、ベン・パーマー(Ben Palmer)、デーモン・ビーズリー、イアイン・モリス

エグゼクティブ・プロデューサー:デーモン・ビーズリー、イアイン・モリス、キャロライン・レディー(Caroline Leddy)
プロデューサー:クリストファー・ヤング(Christopher Young)
撮影:ロブ・キッズマン(Rob Kitzman)、ジェイミー・カーニー(Jamie Cairney)、Ben Wheeler(ベン・ウィーラー)
編集:ウィリアム・ウェッブ(William Webb)、チャーリー・ファーシェット(Charlie Fawcett)、ビリー・スネドン(Billy Sneddon)

参考サイト:Netflix / Wikipedia / IMDB / JOE tvtropesFANDOM